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リーダーシップ哲学を一変させる3つの事

リーダーシップは、初心者が容易に習得できるものではない。

皆さんの多くは、リーダーの華やかな部分だけを見ている人が多い。

豪華な会議テーブル越しにリーダー同士が握手を交わしたり、情熱的な基調講演をしたり、気さくなボスとして現場の従業員と一緒に過ごしたり、、、

だが、実際のリーダーシップには勝利や楽しさがあることには間違いないのですが、一方で、別の側面もあります。

真のリーダーが輝くのは、その側面で決まります。


リーダーは、良いことも悪いことも含め、自分の下で起こる全てのことに責任を負う人です。

それには、自分への評判、評価、実績、離職率をはじめとするさまざまなことが含まれます。

その中でリーダーは、可能な限り自分で責任を取ります。

上手くいかないリーダーは、自分に都合が悪い事が起きた時や、何かまずいことが起きた時に、人のせいにして責任を誰かに押し付ける相手を探します。


上手くいくリーダーは、自身の浮き沈みを経験しながら自分の会社を先導する際に、以下の3つを実践しています。



1. リーダーは従業員の幸福に責任を取る

企業のリーダーは、財務上の決断や事業の成長以外にも、従業員の士気や実績、雇用保障に責任がある。

その責任にかかるストレスは相当のものになるのですが、チームを成功裏に率いることは、リーダーとして最もやりがいのある仕事の1つです。

従業員のすべての人が、自分の生活を会社に頼っているため、リーダーは会社をうまく率いる必要があります。

上手くいくリーダーは利益のためだけではなく、従業員の家族に衣食住を与えるために働いています。

従業員の方は、リーダーのために働き、リーダーの会社を前進させようと尽力しているのであり、リーダーは可能な限りの敬意を示さなければいけません。

素晴らしいリーダーは、自分が組織の君主であるなどとは思わず、皆のために最善を尽くすサーバント(しもべ)であることを自覚しています。




2. 自己ブランドを積極的に構築・維持する

コンテンツの時代である今、パーソナル(自己)ブランドはいっそう重要度を増しています。
 
企業のリーダーは、静かに自分の存在を隠しながら名声を得ることはできません。
 
リーダーはコンテンツを利用し、考え抜かれたリーダーシップや業界のエキスパートとしての地位を確立し、自分の経営する会社に対する信頼を獲得しなければなりません。

会社の方向性は、業界のトレンド、新しいテクノロジー、公共政策によって日々移ろいでいます。
 
こうした議論についていけないビジネスリーダーが経営する会社は、自らが標榜するほど影響力のある会社だとはみなされなくなっています。


3. リーダーは模範を示すべき

会社のリーダーは、パパラッチに追われるセレブのようなものです。
 
従業員たちは常にリーダーを見ています。
 
従業員に示した価値観やミッションを体現できないリーダーは、周りから真剣に受け止めてもらえなくな

リーダーが他人をぞんざいに扱う姿も、従業員は見ています。
 
リーダー自身が模範となり、従業員のモデルとなる人間になるべきなのです。
 

リーダーシップで大事なのは、人々や尊敬の気持ち、より良いブランド開発へのコミットメントです。
 
多くのリーダーが身をもって学ぶ間違いを避けるための一助となれば幸いです。